報告書サンプル

①動粘度:40℃㎟/s

異物油の混入による粘度変化や油劣化による粘度変化の調査確認。
40℃における動粘度を測定する為、温調精度の優れた恒温槽を使用しております。
温度調節精度  ±0.01℃

②酸価:mgKOH/g

油の酸化劣化の測定・添加剤消耗を確認することで、油管理に利用されております。

③カールフィッシャー法(直接法):ppm

作動油・潤滑油中の水分をカールフィッシャー法にて測定します。
作動油・潤滑油中への冷却水混入や環境雰囲気、水分の混入等の調査確認。

④汚染度(質量法)mg/100ml+顕微鏡

作動油・潤滑油の油中夾雑物を顕微鏡で観察し、異物の主な種類特定等をします。
重量汚染度測定を実施したメンブレンフィルタ上の異物を通常、倍率100倍で撮影し、主な種類・状態を観察します。

⑤汚染粒子分布:NAS等級

作動油・潤滑油の油中夾雑物をカウントします。
粒子カウンターで油中夾雑物の粒径粒子数をカウントします。
NAS等級では、100ml中の粒径粒子数をカウントし清浄度コード規格により等級を決定します。

⑥汚染度(質量法):mg/100ml

作動油・潤滑油の油中夾雑物の質量を測定します。
サンプル100mlを0.8μmメンブレンフィルタにて真空吸引濾過し、メンブレンフィルタ上に捕捉された異物の質量を測定します。

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