色相、濁度 ASTMカラーによる比色法

色相・濁度同時測定器 油の色

色相・濁度同時測定器
●色と濁度を同時測定することにより測定物の視感特性を一度に把握できます。
●時間とともに色・濁度が変化するような測定物も瞬時に同時測定が可能です。

●油は劣化に伴い赤っぽい色に変わります。(無色~黄色~褐色)
※基油や添加剤の種類により異なります。
※コンタミ、混油、劣化、水分混入などで変化します。

潤滑油の色による劣化の判定

広範囲の石油製品(作動油・潤滑油・軽油)はASTM色で表すことが多いです。
油の色による劣化判定は、新油の色に対し2以上濃くなった場合がおおよその酸化劣化限界となります。

【ASTM色】
●0.5(最も薄い)から8.0(最も濃い)まで。※0.5刻み ●16枚の標準色ガラスと試料の色を比較。

≪数値の表し方≫
○試料の色が二つのASTM色の間にある場合
→例)4.5~5.0の間:L 5.0
○8.0より濃い場合→D 8.0
○濃い試料を灯油で希釈した場合→例)8.0 Dil

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