なじみ運転

稼働中に接触面に表面損傷が発生しないように、完全な油膜形成を早期に実現するために適当な条件で初期運転し、表面の粗さを減らして滑らかにする予備運転を総称します。

二硫化モリブデン

化学式 MoS2
代表的固体潤滑剤で、グリース、ペースト、油への添加剤、乾燥被膜、自己潤滑性複合材料の添加剤として広く利用されている。大気中より真空中の摩擦係数が低い。

粘度指数

潤滑油の粘度ー温度関係表示法。
この値が大きいほど温度による粘度変化が小さい。

粘度指数向上剤

油溶性高分子ポリマー
低温では小さく糸まり状に凝集し、高温では溶解性が増し伸び広がった状態になる。
※1温度変化に伴う粘度変化率低減・燃料消費量の低減・低オイル消費の維持・低温始動性の改善

ニートオイル  Neat Oil

乳化型圧延油などの水溶性油剤に対する原液

日本工業規格 JIS(Japanese Industrial Standard)

工業標準化法に基づき制定交付された国家規格。石油製品の大分類は化学部門(分類記号はK)に属している。また機械関係はB、鉄鋼材料はG、非鉄金属はHの分類記号で示されている。

乳化安定性 Emulsion Stability

W/O型エマルションが使用中に転相(W/OがO/Wになること)や破壊(油と水が分離する)を起こさず、安定に存在する程度を表すものです。
一般に、遠心力や加熱などの外的因子を加えた試験で評価します。

乳化剤 Emulsifier,Emulsifying Agent

界面活性剤の中で特に油と水の乳化に適したものをいう。
スルホン酸塩、アミン塩、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルフェノールエチレンオキシド付加物など。
水溶性切削油剤、乳化形圧延油、乳化形作動液などに使用する。

粘度 Viscosity

流性の粘性の程度をあらわす値。せん断速度に対するせん断応力の比を粘度あるい
は粘性係数という。一般にはP(ポアズ)あるいはその100分の1のcPで表すが、
SI単位ではPa・s(=10P)で表す。

粘度温度図表 Viscositytemperature Chart

石油系の動粘度ー温度関係が直線になるように目盛を選んだ図表で、2つの温度における動粘度の値から任意の温度での値を推定したり、潤滑油のいろいろな温度における動粘度を比較したりするのに便利である。ASTM D 341に示されており、鉱油について
動粘度ν(m㎡/s)と絶対温度Tの間にlog log(ν+0.7)=AーB log Tなる関係が成立する
ことから、縦軸をlog log(ν+0.7)横軸をlogTで目盛ってある。

粘度計 Viscometer, Viscosimeter

流体の粘度を測定する計器。測定原理から、
①ハーゲン・ポアズイユの法則に従い、一定量の試料が毛細管を通って流出するのに要する時間を求める:毛細管粘度計、
②ストークスの法則に従い、試料中の物体落下速度または気泡上昇速度から求める:気泡粘度計、落体粘度計、ヘプラ粘度計、ビスコレータ、
③流体中の物体が受ける粘度抵抗から求める:回転粘度計、振動粘度計、平板粘度計、などがある。